飲食店・レストランにおけるグリーストラップの設置義務について

グリーストラップとは飲食店(レストラン・中華料理店・ラーメン店など)や、弁当、和洋菓子、 パンなどの製造販売店、ホテル、旅館、病院などの厨房施設からの排水には、 大量の食材を調理したり食器を洗浄することから、油脂分や生ゴミが多く含まれておりそれらを阻止する装置です。

グリストラップには厨房排水(残飯、油、野菜くずなど)が蓄積されていきます。
そのまま放置しておくと…

・悪臭の発生!
・ゴキブリやハエなどの害虫発生!
・排水管の詰まり、排水の逆流!
・下流水域への環境汚染!

業務用厨房などには、グリストラップ(油脂分離阻集器)の設置が義務付けられています(建設省告示第1597号)。

グリストラップを清掃せずに放置すると、汚れが蓄積しグリーストラップ本来の機能が発揮できなくなりますので定期的なメンテナンスを推奨します。

許可番号

愛知県 第02300042491号
岐阜県 第02100042491号
三重県 第02400042491号
静岡県 第02202042491号

グリストラップは、以下の3槽からなっております。

グリストラップは定期的な清掃が必須です!

下水道管に流れ出た油脂分は管内で冷えて固まります。グリーストラップの清掃を怠ると、排水管が詰まって汚水が室内に噴き出したりします。
また、悪臭やゴキブリなど害虫の発生場所になってしまいます。

清掃を自社で行われているお客様へ

こまめに清掃されております場合でも汚れや油脂がこびりつき衛生上好ましくはありません。
網かご内、油脂の除去のみでしょうか?沈殿物の処理も行っていますでしょうか?その油脂も下水の方に流れている可能性は0ではありません。
油脂で排管・下水道を詰まらせた場合は復旧の為に多額の費用が発生します。
また下水道法(下水道法第38条1号1項)に基づき、水質改善命令などで指導を受ける場合があります。

各店舗ごとに合った頻度での
グリストラップ清掃をご提供致します。

[飲食店排水の水質基準]

飲食店では、下水道法で排水の水質基準が定められております。

水質イオン濃度(pH) 5〜9
ノルマルヘキサン抽出物質
(動植物油脂含有量)
30mg/リッター未満

グリストラップ清掃作業の流れについて

  • ①グリストラップの蓋を開け状態を確認

  • ②網かごを取り出し洗剤にて洗浄

  • ③仕切板を外し洗浄

  • ④グリストラップ内の壁面をブラシ洗浄

  • ⑤バキュームカーを使用し汚泥・油分・中間水を吸引

  • ⑥網かご・仕切板を元に戻し清掃完了

排水管清掃について

厨房内やグリストラップから浄化槽や本下水までの排管内は見えない場所にあるため、定期的なメンテナンスが必要になります。
飲食店の場合は油分を含んだ排水が排管を通り油分が冷え固着し水の流れをさえぎる事で詰まりが発生します。
油分は排管の下に固着と認識されがちですが、油分は気化し排管の左右と上部 に固着されます。
数年メンテナスを怠ると気化した油分が排管内に蓄積され流れを悪くし、厨房内の点検口やグレーチングから汚水が溢れ出て営業に支障を来す事になりかねません。

中には飲食店で利用されていますスプーン・フォーク・箸(割りばし)・ビニール袋などで排管内を塞き止め詰まりを発生しているケースも多く見受けられます。

高圧洗浄

水に圧力をかけて洗管ホースの先から後方に向かって噴射させます。
管内にホースを入れ水圧で直接固着した油分等に当て剥離していきます。

  • 油が固まっている状態

  • 点検口

厨房内すべての枝管(食洗器・シンク・冷蔵庫)も高圧洗浄しすべての固着した油分・ゴミ等を グリストラップ内に排出します。
次に逆側(本下水・浄化槽側)も同様に洗浄し グリストラップ内に集めます。
グリストラップ清掃にてバキュームカーを使用し槽内を空にして作業終了になります。
※商業施設内の飲食店様の排水管洗浄は高圧洗浄機をは使用出来ない箇所もございます。
弊社ではトーラー(電動で回転するカンツールワイヤー)を使用し洗浄します。

  • 電動フレキシロッダーCRE

  • カンツールワイヤー

作業までの流れについて

弊社のグリストラップ、及び排水管清掃までの流れについてご説明させていただきます。

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グリストラップ・排水管には
定期的な清掃が必要です。

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